Nazuki Millotat-Konishi

私のストーリー
私は、幼少の頃から、絵の具、紙、色、デザインに囲まれていました。父は建築のイラストレーションを書く仕事をしており、まだ立っていない建物を考え、それを絵に表現する仕事をしていました。70年代は、親も忙しい時代、子供は工夫していろいろな遊びをして育ちました。貧しいのでおもちゃを買う、どこかへ遊びに行く、というよりは、あるもので新しい世界を作る、という練習をしたり、想像の世界を膨らますということもトレーニングになっていました。
9歳の時、海外から父の友人が訪れ、全て英語であったためか、習ってもいない英語をとにかく真似してしゃべっていたそうです。コミュニケーションが取れなくても、一緒に過ごすだけでその方の振る舞い、丁寧に道具をしまう、といった形に感動したのを覚えています。
世界は広いという事実を知ってからは、現実を無視しつつ、とにかく自分のやりたい方向をどうしたら叶えられるのか、と悩んだりもがいたりしていました。そんな時16歳で転機が訪れます。芸術の学校に進み、デザインの表現のトレーニングをしていた私は、アメリカへ交換留学生として短期に市から派遣されることになりました。
そこには、家族と共に時間を過ごす、ファミリーの姿がありました。一人一人が独立し、生きる姿、子供も自分の得意なことを伸ばして成長する姿に、日本では見られない人生の作り方もあることを知りました。世界の本物のアート、建物、デザインに触れる中で、そういったものは人間が直感や宇宙と繋がり、困難を超えて作ってきたものだと感動したものです。
自営業の父、それを手伝う母、クリエイティブな会話やトレーニングは建築設計の道へ私を導きました。これまでインテリアの事務所で修行したり、国際建築設計事務所で働く中で、最前線で活躍する女性にも何度も出会いました。海外に出ることで、日本のアイデンティティ、日本人としての見られ方なども目の当たりにしました。
そして父が倒れる。妊娠中に、父が倒れ、話したりできない状態になりました。
人生思っても見ないことが起こる、ということが本当に起こりました。
そして、父がリタイアしたら、シニアになったらゆっくり孫と一緒に仲良く遊べる、私も話をいろいろ聞ける、と思っていたことが一瞬にして不可能になりました。そして迎えた父の他界。
育児の忙しさの中、デザインの業務は続けましたがほとんどにおいて
へとへとでした。締切に追われる、睡眠が取れない、子供との時間が減る、
とにかく働く、という人生。
そして、コロナの真っ最中、小学生になる子供を連れて海外に移住。
私の中でもさまざまな葛藤がありました。
なぜ日本では行けないのか?
なぜ今なのか?
人生本当にいろいろなことが起こります。
ドイツに移住してからは、ドイツ語を学ぶ機会に恵まれ、移民や難民の人々と毎朝ドイツ語のコースで顔を合わせ、戦争から逃げてきた人、自分の出生届もない人、貧しくとも新天地で新しく、新しい言語でやっていこうと奮起する人たちの中に私はいました。
女性としてコーチとして、前を進むメンターにつき、私自身も自分と向き合う時間、新しい言語であたらしい世界、新しい環境にふれ、幸運なことに、皆様との出会いでさまざまにチャレンジができる環境にいます。
もうこんな年だからできない
子育て中だからキャリアは諦めないと行けない
ネガティブな思いは人生を悪循環させます。
私はNLPを学び、また現在は、世界のコーチのいるコミュニティで学びながら
少しでも、ご縁のある方に、女性のエンパワメントを共有したいと考え、
VFUをスタートさせました。ご自身のいらっしゃる環境を整える、新天地に行く、エネルギーを最大化させるなど、自分の人生を魂の喜ぶ形に、そして魂をもっともっと磨いていく、ということは私たちに与えられた最高のチャンスなのです。
私のジャーニー(旅)、そしてあなたの人生の旅に、素晴らしい共鳴となることを
祈っています。
私のYouTubeチャンネルには、500名以上の方に訪れていただき、登録をしていただいており、本当にありがとうございます。私は、波動、つまり自身のエネルギーがさまざまな引き寄せを起こす、あるいはインスピレーションを起こすとのことを学びました。それは建築や空間を訪れた時の世界と似ているかもしれません。またある特定の音を聞くと、潜在意識の中に、ある場面が見える、という現象も人間にはあります。
あなたが人生の一番最初に聞いた音は何ですか?
きっとあなたにも、小さい頃の思い出があるはず。
そして、心の奥に眠っている、本来の可能性に目を向け、
自分と向き合う時間、自分を癒す、許す、無限に自分の可能性を感じる瞑想の時間は、現代の高速の時代を生きる私たちにとっては本当に重要なのです。そして特に女性には、一人一人が女神性を持ち、あなただけのベストバージョンになれることをぜひ気づいていただきたいと思います。変化をしよう、新しい自分をスタートしよう!と思った今日が、あなたの一番若い日です。
現在は、音の波動が私たちのあり方にどれほど影響を与えるかに気づき、サウンドメディテーションの旅に出ることになりました。これは、私にとって一つの通過点に過ぎませんが、皆様とこの瞬間を共有できることを心から嬉しく思っています。
これからも一瞬一瞬の勢いを大切にし、皆様と共に成長し続けることを楽しみにしています。皆様のご支援に心から感謝いたします。
心からの感謝を込めて。
小西菜月
Nazuki Millotat-Konishi
